Vieraskäyttäjä
26. marraskuuta 2024
11月下旬の週末、家内と家内の両親の4人でお邪魔しました。立地は何でこんな所に建てたのかと聞きたくなるくらい田んぼの中にあり、ポツンと1軒宿です。外観はホテルというより研修所が特養ホームと言った趣、それなりに年季を感じます。エントランスを入るとだだっ広いロビーになっており、フロント、売店が隅っこにあります。ロビー・フロント階は2階、レストランと大浴場は半地下の1階なので、2階客室は階段利用で移動もスムーズです。私と家内は4階洋室を、両親は2階露天付き和室を利用。どちらも広めの造りで、客室露天にはシャワーもあるので、食事以外はほぼ部屋の中で完結します。両親は高齢の為、温泉の客室露天とミニキッチンを非常に重宝していたそうです。洋室は琉球畳を敷いた靴を脱いで滞在するタイプ、とてもリラックスできます。大浴場は広い内湯と4人まで入れる寝湯、ドライサウナと水風呂、露天を備え、泉質はアルカリ単純泉との事ですが、十勝のモール温泉のような黒褐色のお湯で、少しぬめりを感じるぬるめで、長く温泉を楽しめます。客室露天の部屋が多いせいか、大浴場はいつも2~3人位しか見かけませんでした。(3回入浴、この日はほぼ満室との事でした)夕食は2部制になっていて、6時と7時半スタート。我々はスタンダードなコースに和牛の鉄板焼きが付いたものをいただきましたが、品数・量とも十分で、和牛はおまけ程度に考えていましたが結構な量が運ばれてきて、のんびりしているとコンロの固形燃料が尽きてしまう程。〆のご飯は松茸ごはんでした。朝食はビュッフェ形式、品数は多い方だと思います。こちらの施設、元はかんぽの宿や厚生年金のウェルサンピアのような公共施設ではなかったかな?と言った雰囲気で、しかもバブルの頃に建設したであろうと想像できる痕跡がそこここに伺えます。各フロアに今は使われていない無駄なスペースが何カ所も見られますし、大浴場も客室数の割には立派すぎて、露天と内湯の一部はお湯が張られていません。サウナは壁が一部壊れたまま放置されており、更衣室の洗面所等のメンテナンスもイマイチです。三河や甲府に数軒あるホテルチェーンの経営のようですが、立派すぎる施設を何とかコストを掛けずに運営しようという涙ぐましい努力の影を見ることが出来、その最たるものが広すぎるロビーの照明の暗さだと感じました。部屋のキー2本渡しと言い、大浴場のスリッパクリップと言い、細やかな気遣いが感じられるだけに、少し残念な気がするのは私だけでしょうか。スタッフ、利用客共に年齢層は高めだと思います。お世話になりました。
Käännä