Japanese Inn Iwaso arvostelua

都内からふらっと行ける温泉地というので、いわき湯本に行くことにしました。温泉旅館での心づくしのお腹いっぱいになる夕飯も良いのですが、たまには地元の食事処で食べたいと思い、朝食のみの提供という条件が見事にヒットしたお宿が岩惣さんでした。宿泊予約をした後、いわき湯本観光協会のパンフレットでは食事処を探すのが難しかったため、出発前までに何度か電話で問い合わせをしたところ、女将さんがこちらの食べたいものの要望を聞いてくださった後、候補を数か所教えてくださいました。おかげで、地元の人気店を事前に予約してから出かけることができました。 東京から「特急ひたち」で２時間で湯本駅に到着し、フラットな道を１０分弱ぶらぶら歩くとお宿があります。館内ではハワイアンの音楽が流れ、「フラのまち」をイメージさせます。昭和レトロなつくりの立派な建物ですが、清潔で好感がもてました。受付でチェックインし、鍵を受け取り、部屋に荷物を置いた後、早速最上階の温泉へ。浴槽は大きくはなく、露天風呂もありませんが、適温で優しいお湯でした。浴衣、バスタオル、タオルなど最低限のアメニティはありました。化粧水や乳液は、用意した方がよいでしょう。エレベーターで移動しますが、部屋数が少ないからか、混むことは全くありませんでした。 お風呂に入って少し休憩した後、女将さんに教えていただいた海鮮料理のお店に行きました。これがまた、リーズナブルで最高でした！お宿の近くで歩いて１０分圏内には、お寿司屋さん、インド料理、ハラル料理、バル、鶏料理、ラーメン屋、お弁当屋さん、コンビニなどなど、なにがしかの種類の食事処やお店があります。岩惣さんは今は夕食の提供をされていないそうですが、コンパクトな町の良さを活かせるし、こちらも気兼ねせず出かけられます。朝食は「喫茶店のモーニング風」で女将さん手作りの*料理やジャム、その他にも小鉢やスープもあり、朝からお腹いっぱいになりました。海外のB&Bに行った時のことを思い出しました。 チェックアウトの際には、マイバックのプレゼントをいただきました。帰り道、商店街の八百屋さんが激安で野菜や桃を、コンビニに地元のお店のみそが販売していたのでので、思わずいただいたマイバックを利用してお買い物しました。 コロナ禍もあるのか、町全体が少しさびしい感じもあるのは否めませんが、湯本はとても素敵な町だと思います。そして、岩惣さんは、朝ごはんと温泉と清潔なお部屋という欲しいものを提供してくださる素敵なお宿でした。